歯列矯正を行っている最中には、食べてはいけないものがあります。
力を入れて噛まなければならないようなものはやめておいた方がいいです。
煎餅やスルメなどの堅いものは、噛み砕く際に歯に大きな負担がかかるので、手を出さないのが無難です。
また、餅やキャラメルなども歯にくっついて、歯が動いて矯正に影響が出るため、できれば避けるように言われるケースが多いようです。
歯科矯正に付き物の悩みとして、矯正期間中に周りの人から口臭を指摘されることは実際にあるようです。
主な要因は、器具と歯の隙間に食べ物が挟まって腐敗することです。
半年から二年ほどの矯正期間だけの症状なので、気に病む必要もないといえるのですが、周りの人からあらぬイメージを持たれるのもイヤですよね。
なので、矯正期間中は、食事ごとの丁寧な歯磨きをしておくことをお勧めします。
手軽に真っ白な歯を実現できるホワイトニング。
その方法には、オフィスホワイトニング、つまり歯科医院で全ての処置を行う方法。
それと、歯科ではマウスピースと薬液の処方だけを受け、自宅でホワイトニングの施術を進めていく、ホームホワイトニングという方法があります。
より確実な美容効果を狙う場合には、歯科と自宅の両方で処置を進める折衷法・デュアルホワイトニングを用いることもできます。
専門の審美歯科にかかれば、ホワイトニングと並行して歯科矯正を受けることも不可能ではありません。
歯科矯正の治療費はまだまだ高額です。
では、海外で受ければ治療費が安くなるのかといえば、それほど変わらないか、むしろ日本より高くつくことが多いです。
例として、アメリカ合衆国で矯正を受けるとすると、保険が適用されない場合が多いのです。
歯列の矯正はとにかく時間がかかるものです。
その期間中は何度も定期的に病院に通い、ブラケットの位置を調整したり、異状をチェックしたりしなければなりません。
外国の歯科医院は日本ほど頻繁なケアはしてくれないので、国内で受けるのが無難でしょう。
歯科で行うホワイトニングには、歯科に通って受けるものの他、ホームホワイトニングと呼ばれる、自宅用の機材を使って行えるタイプもあります。
しかし、十分な時間を確保できない場合などでは、思ったように効果が出ないで終わるという可能性もあります。
また、よく言われるのが、歯科矯正を行っている最中だと歯のホワイトニングを行うことができないと思われがちですが、状況や手段によっては、両者を同時進行することもできるのです。
歯並びの矯正はどのように行われるのでしょうか。
その仕組みをご説明しましょう。
ワイヤーやブラケットという器具で歯を押さえつけ、変な位置に生えている歯を本来の位置に持って行って、噛み合わせや歯並びを調整します。
行ってみれば盆栽の針金かけのようなものですね。
矯正装置にも色々な種類があり、最も基本的なのはマルチブラケットというものです。
さらに、矯正治療が終了した後は、リテーナーと呼ばれる保定装置をしばらく付けておく必要があります。
美意識の高い方に人気のホワイトニングや歯科矯正。
歯科に通院する回数については、歯医者さんの治療方針や、また患者さんの状況によっても違いが大きいと言われています。
虫歯や歯周病といった疾患の有無によっても通院すべき頻度や回数が変わってくるため、最初に行った時に聞いておくべきでしょう。
また、虫歯などの治療は一般歯科を利用し、歯科矯正やホワイトニングは、それ専門のクリニックで受けるという合わせ技も考えられます。
最近は歯並びを気にする方が増えてきました。
進学や就職、結婚などの転機を前に、歯並びを矯正したいと考える方も多いようです。
とはいえ、歯科矯正は難しい技術で、全てのクリニックで受けられる施術ではないですので、どこの歯科で施術を受けるかが非常に重要です。
最も安心できるのは専門の歯科にかかることでしょう。
それを示す「矯正歯科」という名前のことが多いですから、ネット上の口コミなども参考にして、良い医院を探すことをお勧めします。
ホワイトニングには、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングなど色々ありますが、あくまで自前の歯にしか効果がないので注意してください。
自前の歯以外の部分、例えば差し歯やインプラントがある場合は、そこだけ白くならないということになります。
差し歯のところだけが黄色いまま残っていると、自然な見た目にはならない可能性があります。
とはいえ、同じタイミングで差し歯を取り換えるなど、口内全体のバランスを保つやり方は色々あるので安心してください。
ホワイトニングと併せて歯科矯正も行いたいと考えている方は、一般の歯科よりも、審美歯科で相談してみましょう。
歯並びのために矯正治療を受けようと言っても、矯正方法と治療にかかる期間は患者によって随分違うらしいです。
何本の歯に歪みがあるのか、矯正が必要になる歯は何本くらいあるのか等がカギだと言えます。
ほとんどの歯科矯正では、まず虫歯の治療が必要であれば、まずそれを治します。
その上で矯正の計画を立て、器具によって矯正を行い、それが完了した後は経過観察となるのが一般的です。
治療期間については矯正計画をよく把握しておくのが良いでしょう。